低温やけどの話

はじめに言いたいことは「アイシングするときは氷と水をビニール袋に入れて冷やしましょう」ということが言いたくてブログを書きます。注意喚起や啓蒙活動も仕事の内。

最近、自分自身の身をもって低温やけどの恐ろしさを体験しました。
バスに乗って外出をしようとしたときにバスがバス停まで来ていたので慌ててダッシュした際に右膝が「バキッ」とすごい音がしました。鈍った体で早朝寝起きに急いで出かけたので体がまだ目覚めていなかったのだろうと思います。慌ててダッシュできないお年頃になったのだと、情けないですが老いを自覚する出来事でした。

その後、バスには乗れずバス停で数分待っているときにじわじわと痛みがでてきました。骨がたまにポキっと鳴る感覚とは違う「バキッ」という感じだったので靭帯や半月板や軟骨など何かヤバい痛めかたをしたのだろうと思いました。しかし重要な用事だったので痛い足を引きずって用事を済ませ、院に帰宅したときには膝が曲がらない痛みと腫れになっていました。

怪我をしたときは応急処置の仕方で、その後の容態や予後の良し悪しが決まります。私のようにバキッと確実に痛めた場合は「休めて冷やして圧迫して挙上する」が基本の応急処置です。負荷をかけないように足元をクッションで高くして冷やして包帯を巻いておこうと思いました。

ここからが間違った行動の始まりです。マネしないように注意してください。
足が痛いと動けないのです。アイシングしなければと思うと同時に痛いし動けないし、そのうえ冷凍庫に氷が無い状況でした。冷やすものを探すとデリバリー食品を買ったときに入っていた保冷剤が数個冷凍庫の奥から出てきました。知識として今の保冷剤は超強力なので冷やしすぎになって危険なこともある。という情報は学習済みでした。しかし今から氷を作っている時間は無いし、作るのも面倒だし、危険と知りつつ保冷剤でアイシングしよう。と思ってしまいました。

このような食品を冷やす用の保冷剤です

保冷剤3つを右膝周囲に配置してそれをタオルで縛って固定して寝っ転がる作戦です。しかしタオルで保冷剤を固定しようにも形状から難しく、すぐにポロッとタオルから飛び出してしまいます。寝転がってもちょっとの体動でポロッと落ちる保冷剤と格闘しながらも少しづつ患部を冷やしていましたが、体育座りの姿勢で右膝に保冷剤をタオルで巻き付けて、上半身を倒して寝ると膝からポロッと保冷剤が落ちる。落ちたら今度は腹筋運動をして上体を起こしてまた結び直し、上体を後ろへ寝かせる。と、また保冷剤がズレる。また腹筋をする。これを数回繰り返しました(私は太っているのでなにより腹筋がきつい😭)。足も痛いし腹筋まで強制されてイラつきがマックスになりました。

寝っ転がったまま手を伸ばすと患者用のサポーターがしまってあるボックスに手が届き、膝用サポーターをゲットすることに成功しました。筒状で伸縮性のある素材の膝サポーターです。これならしっかり固定できると思いサポーターをはめて、サポーターと患部の隙間に保冷剤をそのまま差し込んでガッチリ固定して冷やすことができました。腹筋運動から解放されて固定にも成功し、やっとゆっくり寝っ転がることに成功しました。しかし3分もしないうちに冷やしている患部から耐えられないレベルの激痛がしてあわててサポーターと保冷剤を解除しました。結果、低温やけどの完成でした。

すべては自分のせいです。怠惰、なまけ、めんどくさいというマインドから低温やけどをしてしまうことにつながりました。学校で習ったように、教科書に書いてあるように、「氷と水を使う。そうすれば0度までしか下がらない」ということの重要さを心底感じた出来事でした。氷が無かったことについて、今、冷静に思い返すと「濡れタオルと扇風機」を使うことがベストだったと思います。タオルを濡らして患部に当ててそこに扇風機で風を当て、気化熱を利用して冷やす方法があります。もしくは風を当てながら水の入ったスプレーボトルでシュシュと患部を濡らして気化熱で冷却するなど。今考えるといろいろ思いつきます。ただ当日の痛い足を引きずって帰宅して、早く横になりたくて、保冷剤しかなくて、疲れて、めんどくさくなり、という私の人間の性に負けた結果、低温やけどの道を進んでしまったように思います。後悔しても仕方ないことなのでブログに残して私と同じ過ちを起こす人がいなくなるようにここに記しておこうと思います。以下は経過の写真です。

いまのところ2ヶ月経過してほぼ変化がなくなってきました。色素沈着しているようです。ケガの痛みはほぼ完治して歩いても全く痛みなどはありません。色素沈着がどこまで元の色に戻るかは、この先も経過観察していきます。

私のような45のおじさんの膝など誰も見向きもしないし、自分自身なんとも思っていませんが、まだこれから人生が長く続くであろう若者や小児、または女性だと、このような色素沈着をしてしまったら、かわいそうだと思います。まして顔や目立つ場所などにこんなものを作ってしまったら大変なことになります。くれぐれも発熱などで頭部を冷やすときは、水まくらや濡れタオルを使ってください。間違っても配送用の強力な保冷剤で冷やさぬように注意してください。水と氷は溶ければ0度で止まりますが、強力な保冷剤はマイナスまで冷えるので人体組織を破壊します。氷嚢や氷をいつでも用意しておくことがいざという時に役に立つと思います。

一瞬の判断ミスでこのような傷あとを残さないように治療家として啓蒙活動していかなければ!と思いブログにしました。このブログを見た人や私の患者さんにだけでも知らせることができれば私も満足です(^ ^)

で、ここからはオタクの自慢話。
私が早朝から何をそんなに急いでいたのかというと・・・
7/24(金)は「映画ちいかわ」の公開初日だったのです!!
そして入場者限定特典のフィギュアがもらえるんです!!フィギュア大好き!


数に限りがあるので絶対にゲットするためには公開初日の1回目の上映回に行くことが確実です。二日前から映画館の予約をして初回の座席をゲットし当日を迎えました。
そして足が壊れてもどうにか映画館に到着してお目当ての入場者特典をゲットすることに成功しました!とても嬉しいです( ^ω^ )

ただ、うさぎ推しの私としてはモモンガだったのが残念でした😭
売店でグッズは目当てのモノを買えたのでよかったです。
映画は原作がそのまんま映画化されていてよかったです。楽しめました。


(まぁ、そのあと第二、第三、第四、第五と入場者特典が追加され何回も足をはこぶことになるのですが、、、それはまた、別のお話🤭)

投稿者: kuginukisekkotuin

柔道整復師・鍼灸師・あマ指師です。

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