パニック障害ADHDの患者の話

まず、はじめに言っておきます。私の鍼治療ではパニック障害やADHDなどの病気は治りません。適切な病院に行ってください。そもそも治癒ではなく寛解という扱いになる症状ではないのかと思います。鍼で『治る』ものとは思えません。

うちに来院した初回は肩こりの治療で来院して、数回施術をしたら肩こりはだいぶ改善したころに実はパニック障害やADHDを持っているという話になり病院にも通院しているということがわかった患者さんの話です。

数年前からパニック障害になり病院へ通院していたとのこと。パニックになったのは仕事がハードワーク過ぎたときに友人の不幸が重なり発症。病院で診断されてADHDも持っているとわかったそうです。職場を変えて、投薬をして徐々によくなっていき今は普通に会社で働いている人です。

当院には今日で20回目の施術でした。「パニックはもう出ていない」「鍼のおかげでよくなってきました」という会話になったので私は「鍼でパニックやADHDは治らないよ」「なにがどうよくなったのですか?」と逆に質問しました。何がどう改善したのか知りたくなりました。私は肩こりの施術をしていただけなので。

本人曰く「呼吸ができるようになって、ゾワゾワする感じが無くなった。今は仕事もできている」と言っていました。呼吸が楽になるのは背骨沿いの筋肉を刺しているので筋肉がゆるんで呼吸がしやすくなる人は多いです。眠りが改善する人もいます。背骨沿いの夾脊というツボを刺すと自律神経に作用するということで肩こりついでに夾脊もだーーーっと打っています。本人が言うゾワゾワする感じはどんな感じなのか私はわかりません。その感じがしなくなった。と言っていました。

1年半前から通院してあいだが開いたりした時期もありますが今日で20回目の施術だったので今現在の評価を問診して、現在はどんな感じか、最初から比べてどのように改善したのか、をたずねたときに上記のような返答だったので同じような症状で困っている患者さんがいればと思いブログネタにさせてもらいました。

私がこの患者を施術して思ったことをまとめると、パニック障害を発症するほどのストレスの原因が仕事であるならば辞めるべきでしょう。体や心が壊れてしまうような環境で働くことはないし、壊れたら働けなくなるので時間の問題かと思います。自分に合う仕事場を探したほうが先々安心ではないかと思います。心と体の体力は個人差が大きいので同じ環境でも耐えられる人はそれでいいし、耐えられない人は別にうつればよいのだと思います。私も雇われ院長をやっていたときに「やってられっか!自分で開業しよう!」と思ったので自分の院を開業しました。今はお金の問題以外はストレスありません。

メンタル疾患かと気づいたらまずは専門医に診てもらわなければいけません。投薬でもカウンセリングでもまずはなんでもやってみるべきです。もちろん自分に合う合わないがあるので期間を決めて効果を評価してダメなら別のアプローチをするのが良いのではないかと思います。

この患者さんのようにパニックやADHDがある人でも肩こりや背中の筋肉のコリを鍼で緩めることができるということを知りました。コリが緩んで血流が良くなると体も楽になるのではないかと思います。コリをゆるめて体が楽になるのならお役に立ててよかったです。20回やった評価です。無論この人が良くなっただけで万人が良くなるとは思いませんが、これを読んで試してみたい人がいればやってあげたいです。

病気は医者でみてもらってください。餅は餅屋。私ができるのは凝り固まった筋肉を緩めるだけです。しかも数回かかります。1回では治せません。1回で治せという人は治せるという人のところへ行ってください。ウチには来ないでください。私は凡人なので患者さんの協力のもと一緒にやってどうなるのかを評価して回数はかかります。3回やっても全く変化しない人は精密検査を受けてもらうルールです。

投稿者: kuginukisekkotuin

柔道整復師・鍼灸師・あマ指師です。

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