ドアが開きやすくなりました!

当院の入口のドアの話。
2年前に店舗として借りた時から硬くて開きづらいドアでした。当初はすこし硬いくらいで誰でも開く程度の硬さだったのですが地震が起こるたびに少しずつ硬くなっていき女性や高齢者の方では開かないレベルになり、いよいよ私も開けるときにかなり力を込めないと開かないようになってしまいました。

硬くて開きずら古いドア

店舗を借りるときに不動産屋に「ドアは直せない」と言われていたので仕方がないと思っていたのですが、徐々に硬くなり店舗として営業できないレベルに悪化していきました。そこで不動産屋に連絡をすると「直接オーナーに交渉してください」ということになり、オーナーに電話して交渉すると直してくれることになりました。しかし直すのも2ヶ月くらい待つようなのでそれまでの応急処置としてドアの沓摺り(くつずり)の部分を削って開きやすくしてもらいました。業者の話によるとドア自体がコンクリのなかに沈んでしまっているそうでまるごと全部取り替えなければならない、とのことでした。さすがに築50年以上の物件なのでドアも沈んでしまうんですね💦
応急処置として沓摺りの部分を削ってもらったのでだいぶ開きやすくなりました。

コンクリートを削って応急処置

「沓摺り」くつずりと読みます。ドア枠の下の部分のことを指す言葉です。
この言葉を教えてくれたのは以前勤務していた接骨院の先輩柔道整復師で元建築業をやっていて今は柔道整復師をやっている面白い経歴の山口先生です。山口先生は私が働いていたときに前期高齢者くらいの年齢だったのでみんなのお父さん的な先輩でした。知識がとても豊富な方でいろいろなことを教えてもらいました。今回ドアが開かない件で業者の人に電話連絡して「沓摺りの部分がもりあがってドアが開きません」と説明できたのは山口先生に教えてもらった知識が役にたちました。おかげでスムーズにドアの現状を説明することができました。当時なにげない会話の中にでてきた沓摺りというマニアックで日常では使うことも無いような言葉がまさか自分の口から発せられるときがくるとは驚きです。山口先生に感謝ですね。なにが役にたつのかわからないものですね。山口先生は今はどうされているのか?元気にまだご活躍なのか?懐かしい気持ちになります。

沓摺りを削って開きやすくしてもらってから数週間。先日、ドア総取り替え工事をしてもらい今は新しくなった開きやすいドアなっています。今までご不便をおかけしました。もう帰るときに患者さんがドアにタックルすることもなく、カギは開いているのに「ドアが開きませ〜ん」と外から大声で叫ぶ必要もなくなりました。開きやすくなったおかげで毎回タックルしてドアを開けていた患者さんがつい癖でタックルしたところ勢いよく外に飛び出していきました。条件反射というものですね(笑)

築50年以上の物件なので今、同じ形のドアは製造されていないということで一番似ているドアを取り付けてもらいました。ほかの部屋のドアと見た目が少し違います。

新しくなったドア

ということでドアは開きやすくなっていますので安心して来院してくださいね。

投稿者: kuginukisekkotuin

柔道整復師・鍼灸師・あマ指師です。

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