師匠に新年のごあいさつ

私は北京堂浅野式の鍼術を体得して鍼治療のベースにしています。この鍼術に初めて出会ったのが師匠である日本堂鍼灸整体院の矢野先生の施術を受けたときでした。
学生時代から柔道など格闘技をやっているので私自身いろいろな治療院のお世話になってきました。柔道の先生がやっている接骨院をはじめ、整体やカイロプラクティック、もちろん鍼治療もたくさん受けてきました。その中で矢野先生の鍼治療を受けたときの衝撃が大きくて「自分も治療家を目指すならばこの技術がほしい!」と思い現在に至ります。そんな大変お世話になっている矢野先生のところへ同門の仲間と一緒に新年の挨拶をしに行ってきました。

写真の右奥が師匠の矢野先生です。右手前が同じ鍼灸学校の後輩の平見さんです。左奥が鍼灸学校の同級生の白石さん。そして左手前が私です。


志木市内の「惣八」という料理屋でちらし寿司ランチをごちそうになりました。
おいしいランチのあとにシフォンケーキと紅茶のデザートもとても美味しかったです。

矢野先生との出会いは全くの偶然でした。鍼灸学校の隣の席にたまたま座った白石さんとの出会いが始まりです。白石さんの家の近所で予約がすぐに埋まる鍼灸院があるということで白石さんが1人でまず施術を受けに矢野先生を訪ねました。そこで白石さんと矢野先生が初対面しました。いろいろとお話ししているうちに矢野先生の方から白石さんに「鍼を教えましょうか?」と声をかけ、白石さんも「お願いします」ということになりました。しかし鍼の練習は相手がいなければ打つことができないので私に白羽の矢が立ちました。
白石さんから誘われて自分も矢野先生の施術を受けることになり、その効果を自分の体で感じ、白石さんと共に矢野先生に弟子入りしました。
矢野先生の治療院に通い基礎から応用編まで伝授していただきました。白石さんと2人で時間を見つけては志木市まで通い、技を1つ習ってはそれを持ち帰り2人でお互いの体を実験台にしながら必死で訓練しました。なにせ骨まで届く浅野式の深鍼なので初心者のころはお互いにわめき、叫び声をあげながらの訓練でした(本当に練習というよりも訓練とか特訓でした汗)1度教わった技術を次に矢野先生のもとへ行ったときに技術をテストしてもらい合格すると次の技を教えていただくという修行を3年間繰り返しました。毎日2人で練習をしていたある日、身体に限界がきました。2人でやっていると1人が打つときに90分〜120分かかっていました。それを交代で多い時は1日置きくらいで練習していました。このままでは体が痛くて練習にならない。と考え仲間を増やすことにしました。もちろん深鍼の実験台に耐えうる頑丈な体の仲間を探すのは大変でした。途中で別の治療法の道へ行った仲間も多くいます。最後まで残ったのが私、白石さん、後輩の平見さんともう1人同級生の4人でした。その仲間たちとお互いの体が鍼の穴だらけになるほど練習し技術を身につけました。専門学校では浅く刺す鍼の技術しか教えてもらえなかったので矢野先生に深く刺す技術を習って卒業後すぐに開業することができました。開業前には大師匠である北京堂の浅野先生の治療院に行き技術チェックをしてもらい合格することができ浅野先生の奥さんの管理するホームページのリンクに名前を連ねる許可をいただきました。そして現在に至ります。


そんな青春ともいえる訓練の日々を送った仲間と久しぶりに会いとても有意義な時間でした。仲間も開業しているのでお近くの方で強い症状にお困りのかたはぜひ一度おためしください。

師匠の治療院です 日本堂鍼灸整体院(志木市役所裏手)
白石さんの治療院 白石堂鍼灸院(新所沢)
平見さんの治療院 ひらみ鍼灸院練馬(往診専門)
リンクを貼っておきますのでお近くのかたはぜひ!!

投稿者: kuginukisekkotuin

柔道整復師・鍼灸師・あマ指師です。

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