肩・首の症状について


頸肩腕症候群(肩こり)

原因のはっきりしない首、肩、腕にかけてコリや痛みが起こる症状の総称です。通常、病気の原因が無いものをいい、コリをほぐしたり筋力アップをすることで改善します。

好発年齢は10代〜60代と広い年齢で起こります。パソコン作業やデスクワークなどで長時間同じ姿勢をとり続けることが大きな原因です。また、猫背で首が前に突き出している人、なで肩で首が細く長い体型の人などは、頭を支える筋肉が弱いことが多くコリやすいと言われています。筋力の弱い女性に多く、頭を支える筋力の強さの影響が大きいといわれます。運動不足による筋力低下のほかにもストレスや精神的な緊張によるものもあります。

対処法

病気が原因でない肩こりは体操や日常生活での注意をすることが大切です。姿勢を正し長時間の同じ姿勢やデスクワークを続けないことです。集中しすぎて前のめりになり猫背になり、頭が前方に突き出して来ると首や肩、背中にその負荷がかかってきます。作業時間を区切ったり、途中で姿勢を正したり、首、肩を回したり腕を伸ばすなどリラックスすることが必要です。筋力をつけるための体操を習慣づけ筋肉がついてくると肩こりが起きにくくなります。運動は筋肉を動かすことで代謝をアップさせ老廃物を促す効果もあります。筋肉のコリをほぐすのに入浴して温めることも良いです。自分で対処できない人や症状が強い人は治療院などに通って改善を目指しましょう。自分で対処できない人や症状が強い人は治療院などに通って改善を目指しましょう。

当院の施術方法

比較的軽い症状であればマッサージや姿勢矯正などで筋肉の緊張をゆるめる施術をします。頑固な強い症状の場合は深層の筋肉をゆるめるために針治療を行います。背骨と首周りに針を刺して深部のインナーマッスルにアプローチして緊張で固まった筋肉をほぐします。針を刺して30分置鍼する間に筋肉は収縮と弛緩を繰り返します。すると筋肉がゆるみ神経や血管の圧迫が解除され新鮮な血液が流れ込み代謝されます。通常5~6回の施術で改善します。

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